カンボジアに設置された日本の信号機がテレビ東京で取り上げられていた件
30分前、テレビを点けていたら未来世紀ジパングで突如カンボジアに設置された日本の信号機が取り上げられ、終始驚きを隠せなかった筆者。
当ブログで取り扱っている『海外に設置された日本の信号機シリーズ』にそのまま合致していた為だ。
そこで、当シリーズではカンボジアの首都・プノンペンに設置された日本の信号機について簡単に述べる事とする。
本日は、現地の交通事情と日本の信号機が設置された経緯を簡潔に。
プノンペンは、220万以上の人口を擁するカンボジアの首都だ。
名古屋市とほぼ同じ人口であるにも拘わらず、以前は信号機が70箇所程度しか設置されていなかったという。
従前の信号機は老朽化が進んでおり、歩灯に至っては殆ど故障している。
普通の十字路に於いても、信号機が無いのをいい事に、少しでも隙があると交差点を突っ切る人が後を絶たない。
その結果、交差点を通過するのに時間が掛かり、移動に無駄な時間が掛かり過ぎてしまう他、交差点を渡る事すらままならないという問題があった。
このままでは、日常生活における移動に支障を来たしてしまう。
そこで、国際援助の一環として日本企業がプノンペンに100基のの100箇所の交差点に日本の信号機を投入した。
更に、信号柱に画像センサーを設置し、交差点の様子を常に監視できるようにした。
交差点を監視する為、交通管制センターを導入し、信号機のサイクルを随時調整しているという。
直射日光の中、交差点で交通整理を行っていた警察官が、現在では交通違反を取り締まる役に回っている。結果、信号機が設置された交差点では交通マナーが大幅に改善したという。
見逃し配信はコチラ↓
ところで、カンボジアは日本と信号ルールが異なる為、信号の順番が異なったり、矢印組み込みや赤矢印、6灯の横並びといった、日本からすると有り得ないような表示が度々見られる。
いつかは、日本の信号機が設置されている国に赴き、現地の交通事情を観察したり、これらの信号機を撮影したいと思っている。研究室などで行けないだろうかとひっそり考えていたりもする。実は、筆者は人生で一度も外国に行った事が無い
外国なので、実際に現地に行くには低くない壁があるだろうが、行ってみたい…
次回は、そんな現地の信号機ネタについて取り上げようと思う。
【続く】