帷子川の源流のその先へ(探索編その1)

【2022/2/19 探索 / 2022/4/1公開】

※本記事は導入編の続きです。本記事へ最初に飛んだ方は、先に導入編を読まれる事をお勧めします。

 

水源の上流になおも続く水路の謎を解き明かす。

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本当に解き明かせるのか?

【Map】

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今いる水源地がA地点だ

A地点(水源)から上流側を望む。

行く先はフェンスで閉ざされ、その先も藪であり進行は困難だ。

まずは、横にある階段を上り、水路と並走する上の道で迂回を試みる。

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上の道から水路の上流方面を望む。

車道と対岸の造成地との間に、小さなが続いている。

かつては、右側の車道がある土地にも盛土が無く、谷底の一部だったようだ。

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同じく下流方面を望む。

やや右側にあるピンク色の建物の辺りに「水源」がある。

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上流側をズームすると、地上にマンホールが突き出ている。

ここから川の水が流れ込んでいるのだろうか。

最初の目標は、マンホール周辺の様子の解明である。

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何とかしてマンホールの近くへ到達できないかっ…!!

 

藪のある斜面の正面突破は厳しそうなので、迂回ルートを探す事に。

マンホールのある場所を「地点B」とする。

 

さらに歩道を進むと、水道用地の入口へ。

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何やら道らしきものが奥へ続いており、マンホール到達への手掛かりとなるかも知れない。この場所を地点Cとする。

水道用地が道路である例は数知れず。ここでも一般の利用(占拠)は禁じられているが、通行は特に禁じられていない

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ところで、この地点からは3本の道が伸びているようだ。マンホールへ一番近いのは左だと思われるが…

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目と鼻の先にがあり、とてもではないが進みたくない。

本当に道かどうかも怪しい程だ。

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そこで、踏み跡のしっかりした左斜めの道へ進むと、写真の場所(地点D)へ出てくる。

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地理院地図ではこの地に車道が存在する事になっているが、現地の状況はハッキリ言ってだった。

 

何も無い土地が、コンクリート製の低い壁によって「何らかの敷地内」と「敷地外」に分けられているらしかった。

ここだけ、周辺の山と連続性の無い平地になっているのも気になる点だ。

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この場所 is

 

確かに車道の幅を持った敷地は存在するけれど…

(続く)