舞岡リサーチパークの何処にも繋がっていない謎の2車線道路(第2回)

2017/10 実写、2019/07/29 公開

 

※(第1回)の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。

※前回の記事で300mとしていた行き止まり区間の延長ですが、実際は400m強でした。

 

 

さて、起点交差点を出発して行き止まり地点を目指すとしよう。

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起点直後の様子

起点から約100mの間は、幹線道路然とした平坦な2車線道路だった。

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オーバーハング式道路標識が設置されているだけでも、十分幹線道路風に見える


しかし、奥に見えるカーブを曲がると状況は一変する。

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道幅はそのままで唐突に現れたコンクリ舗装

10%を超える猛烈な上り坂!

そして、奥のカーブまで一直線

 

何と、リサーチパークに入るや否や、研究団地内とは思えぬ急坂で道が登り始めたのだ。

 

道の規格も、街路樹も、街灯も、そのままで。

 

幹線道路の見た目をした2車線道路で、ここまでの急坂になるとは予想だにしていなかった。

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閑散とした行き止まりの急坂に見合わぬ立派なビルと道路標識


思わぬ急坂に面食われる格好となったが、少し上るうちに、奥まった立地にあるとは思えぬ立派なビルが進行方向右側に現れた。

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コンクリ急坂の中腹に鎮座するコンクリビル

リサーチパークのメインとなる施設のようだ。

地図を見るとちゃんと現役の施設であるらしく、ゲートに監視カメラ、更には守衛所と、通常のオフィスらしい厳重な警備体制が敷かれていた。

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反対側には横浜市立大学の研究施設が

反対側にある大学のキャンパスの門戸は開いており、今来た道と同様に閑散とした雰囲気であった。何気に、最寄りである舞岡駅からは徒歩5分ほどで着く好立地らしい

 

さて、起点となる信号交差点からここまで進んできた距離は、およそ350m。

向かい合う2つの施設の出入口を過ぎると、左に1.5車線幅の路地を分かつT字路となる。

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研究団地内よろしく、律儀に横断歩道が全ての方向に設けられている。

 

だが、このT字路には歩行者はおろか、通行車すら余り多くは無い。更に、横断歩道で無くても横断が出来そうな場所は山ほどあるだろう。

そういう事情から、この横断歩道を、歩行者が今来た道の通行車を止めて渡るという法令通りのシーンが、果たしてどれほどの頻度で発生するのかが少し気になるのだ(笑)

 

ところで、奥の茂みは何…?

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あっ…

 

続く

 

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