神奈川県道140号 鶴見川右岸の"自転車道"にしか見えない2車線道路(導入)
2018/12/29 実写、2019/07/19 公開
神奈川県道・東京都道140号は、神奈川県川崎市を起点とし東京都町田市を終点とする全長25.2kmの県道である。
一部4車線道路や1.5車線道路、また普通の2車線道路の区間も存在するが、全長の大半は市街地郊外を走る窮屈な2車線道路であり、また交通量が多い。右折レーンが整備されておらず、渋滞する交差点もしばしば
さて、今回紹介する区間は、路線の東側に当たる港北区内の鶴見川堤防上の区間である。
この区間は幼少期から車に乗せられて何度も通ってきたが、その余りの狭さに驚嘆した記憶がある。
狭いといっても、ただ狭いのではない。
この区間は、2車線なのだ。2車線=対面2車線=片側1車線
2車線で"狭い"といったら、果たしてどんな風景が待ち受けているのか。
2車線道路の限界を見るような狭さに、皆様もきっと唖然とするであろう…
それでは、ご覧あれ!
幹線道路然の140号が、突如怪しくなる地点
※写真が見つからないため、途中までGoogleストリートビューで代用しています
ここは、県道2号と県道140号が交差する大綱橋交差点。
この2つの県道は単純に交差しているわけではなく、県道140号を起点(川崎)側から西に進むと、樽町交差点で一旦北へ向き、約100m先の大綱橋交差点ですぐに西向きに戻る。つまり、140号側がクランク状に曲がっているのだ。
しかし、県道2号に突き当たるまで4車線であった県道140号は、このクランクを境に、大幅に規格ダウンを迫られる事になる。
制限速度も、50km/h(→40km/h)→30km/hにダウン。
これでも、周辺の交通網に無くてはならない道路なので、交差点直後は改良済みだ。
しかし、間もなくガード下でセンターラインが消える事になる。歩道用のガードは別途設けられているので歩行者の心配は無用
直前の4車線道路と比べると、本当に頼りない姿となってしまった。
その頼りない姿のまま、鶴見川の堤防へと上る。
写真の坂の先で、センターラインが復活し2車線道路となるのだが…、
道、本当に広くなってる?
そう、センターラインが復活した後の2車線道路が、狭かった。
…。
【続く】
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