神奈川県道603号バイパス 開通翌日の様子を実走レポ(詳細編4)

2019/07/17 実写、08/04 公開

 

※(概要編詳細編1詳細編3)の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。

 

新東名・伊勢原大山IC接続予定地を過ぎると、間もなく新東名の高架橋を潜る。

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高度感が半端ない

頭上の新東名もさることながら、

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眼前の高架区間も、また美しい。

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開通区間東端の日向薬師入口交差点まで見通せる

高速コーナーの曲線も美しいし、適度な高度感、そして開通区間の終点まで見通せるという事実もまた堪らない。

この高架で、下を走る市道を一跨ぎにする。

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下の道に旧道があるのがまた堪らない

 

実は、GoogleMapはここで重大な過ちを犯していた。

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 見ての通り、ここに交差点など存在しない!

 

山の斜面を湖と誤認したり下関海峡の両側が繋がってしまったりした事で有名なGoogleマップだが、ここでも謎の交差点を爆誕させていたのだ。

 うーん、それは、最も初歩的あってはならないミスである様な…

 

更に、本来603号であるべき筈の県道番号が612号となっている。

ゼンリンの地図を使用しなくなり、Googleマップの正確性が明らかにガタ落ちしてしまっているのが残念で仕方ない。

 

他にも気になる点は複数あるが、ここで挙げるとキリが無いので先へ進む事にする。

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橋上で振り返っても美しい。頭上のシルエットは新東名

橋上を含む緩やかなS字カーブを過ぎると、車線別の進行方向が示された矢印が路面に現れると同時に、将来の右折レーンとなる用地が徐々に広がっていくのが見て取れる。

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直進先の道が存在しないため、一番右の車線を封鎖したうえで2車線が左右1車線ずつに割り振られている。

 

そして、このまま車線減少せず、片側2車線のまま交差点へ。

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小さめの青看が直前に一つ設置されているのみ

青看は、直前に一つのみしか設置されていない。

青看を過ぎてから車線変更するのでは遅いので、事前に曲がる方向を把握しておき、それに応じた車線変更を予めしておく必要がある。青看の意味が半減してしまう…

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青看をズームで撮影。

県道603号の続きを辿るなら右折。左にも抜け道があり、距離的にはそちらの方が近いのは公然の秘密

 

それにしても、日向薬師の英訳が小さくて読みづらい。左上に妙なスペースが空いているので、『日向薬師~分れ道』区間の開通後もこの青看をそのまま使用する意図があるのだろうか。

 

開通区間の終端

青看を過ぎると、間もなくT字路が現れる。

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そう、ここが日向薬師入口交差点であり、今回開通区間の終端(東端)だ。

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出来立てホヤホヤの4車線道路をバックに記念撮影

日向薬師入口交差点については、次回の記事で詳細に解説したいと思う。乞うご期待!

【続く】

 

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